リマの美味しい食べ方 - 焚発する知識

heartful place………

今回はエリザベスパークの非常食ことリマを、牧場のメンツが食い扶持に困った際にどのように食べればいいのか迷わないよう、ブログに書いていこうとおもいます。

まずはシチュエーションから

〜ある日のエリザベスパーク〜

マヒル「お、お腹空いただ……」

リン「まっひ〜、無理しないでよ、もう300年も何も食べてないじゃん！」

マヒル「な、何言ってるだリンリン、リンリンこそしばらく何も食べてねぇだろ？」

エリザベスパークは困窮していた。先の監査官事件やしおりんの本格的な入院措置、そこに安倍政権の陰謀や税金の追加、貴族の政治介入。さまざまな要因が重なってランドソル全土はもはや貧困国であった。

中でもエリザベスパークの困窮っぷりは異常であった。原因はなんだろうか。お金がないから誰も彼女らの製品を買うことができない。売ることができないなら牛や鶏は手放すしかない。それらもとっくに手放した。今1番の出費はなんだろうか。それは、彼女らの労働力兼非常食兼なかまであるリマの食費であった。

彼女はボリビア等アンデス地域に生息する、所謂ラマ属リャマ種の動物である。動物である彼女の食事量は、常軌を逸していた。そもそも、ラマ属という種類の動物は食事量が多いことで知られている。同じラマ属であるアルパカは一日に1キロを優に越す量のワラを食べる。しかしこれだけならば結構リーズナブルである。10キロのワラは2000円程度で通販できるからだ。

ではリマはどうだろうか。リマには明確な『人格』が存在し、もちろん好物も存在する。『プリコネ！』や『プリコネR』をプレイしている人ならご存知だろうが、それはリンゴである。
あの体躯ならば確実に一日1キロ以上は食べるだろう。リンゴは1キロで1500円程度。軽くワラの7倍程度。2キロ食べれば3000円、3キロ食べれば………。

もうお分かりだろう。いかにしてエリザベスパークが困窮したのかを。

リン「あ、あたしは全然お腹空いてないから大丈夫だよ！ほ、ほら！このリンゴ食べなよ！」

マヒル「あ、それ…リマリマの…」

リマ「ねぇリンちゃ〜ん？私のリンゴ、知らない？」

マヒル「あっ！」

マヒルはとっさに立て掛けてあった槍をリマに投げつけた。本当に本能的な、まったく無意識化から出た一撃である。それに本来、物理バリアもあるのでリマにダメージは通らない。通るはずがないのだ。しかしそれが不意打ちだったのならどうだろうか。

リマ「○△！□！☆？◇♪▽☆#〒+→%÷〜〜〜〜！？！？！？！？」

咄嗟に放たれた凶弾は、リマの首を掻っ切った。そして、その命をまるでミヤコがプリンを掬うかのように簡単に屠ったのである。

マヒル「りっ、リマリマぁぁぁぁ〜〜〜！！！！！！ううっ！グズッ！！うわぁあああんんん！！！」

リン「まっひ〜…泣いてもリマは戻らないよ。それに今、あたしたちにはできることがあるでしょ？」

マヒル「オ、オラ達に、で、出来ること…？」

リン「供養だよ。リマを供養して、天国に行けるようにしてあげなきゃ。」

マヒル「じゃあ早速お墓を…」

リン「そういえばさぁ、まっひ〜？」

マヒル「？リンリンどした？」

リン「リャマって食べれるのかな？」

マヒル「………へ？」

リン「ぁうっ……」

リンは自分で自分が信じられなかった。今一瞬前までは仲間のように扱っていた、大切な仲間であるリマをまるで家畜みたいな…ダメダメ、どうかしてる。まっひ〜だって、傷ついただろう。ほんとに、自分とこの地獄の飢え乾きが嫌になる。

リン「い、いやぁ、なんでもない！さぁ、まっひ〜、お墓を…」

マヒル「いや、聞いたことあるべ。アフリカのある地域では、死んだ仲間の魂を取り込む供養があるって。」

リン「ま、まっひ〜！」

マヒル「なぁ、オラ達で、一緒にリマリマを食って、供養してやるべ？それに、リンリンもお腹空いてんだろ？」

リン「……」

マヒル「よし！そうと決まれば、準備開始だ！リンリン、一緒に美味しく食べて、リマリマを供養してやるべ！」

まっひ〜は、空腹でイカれてしまったのだろうか。リンは考えた。否、まっひ〜は決してイカれてなどいない。むしろ生物として当然のことである。あたしだって同じことを考えていた。あたし達は飢えているんだ。目の前には動物の死体がある。それは鉛玉がめり込んだわけでも毒で狩られたわけでもない。例え仲間であっても、死んでしまった仲間のためにも、ここでリマを食することはあたし達の義務であり、それがリマにとっても、あたし達にとっても、1番の救いである。そうに違いない。そうに決まっている。何度も自分に言い聞かせた。あたし達は悪くない。これは供養なんだ。

重いんじゃ！
あと長い！

〜ラマ肉って食べたことある？〜

さて、手始めに雷神会のメンバーにラマ肉食べたことあるか聞いてみました。経験者に聞くのが一番だからね！